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TotalView for HPC の新機能

安全で堅牢なコードを書くには、潜在的な問題点を早期に特定し、様々な開発環境にスムーズに適合し、リリーススケジュールを遅らせないためのツールが必要です。最新バージョンのTotalView は広範なプラットフォーム、開発言語、コンパイラをサポートしています。

TotalView 2018.1

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新しい exec および fork handling 処理

TotalView バージョン 2018.1 では、fork()、vfork()、clone()(CLONE_VMフラグなしで使用する場合)、execve()システムコールの処理方法をコントロールすることができます。 新しいコマンドラインオプションまたはCLI 状態変数を使用して、TotalViewデバッグセッションに fork または exec プロセスが取得された際、処理を停止するか続行するか、またはその選択を確認するかを定義できるようになりました。 たとえば、 通常 "bash" が exec を呼び出す時、プロセスは自動的に続行されますが、TotalViewは 他のプロセス exec がdset CLIコマンドを使用するか、totalviewコマンドオプションを使用するかを尋ねます。

                         dset TV::exec_handling {{{^bash$} go} {. ask}}

                         totalview -exec_handling '{{^bash$} go} {. ask}'

上記の<正規表現>ではTclに“$”を変数参照として処理させない様に中括弧{}で囲います。
fork_handling のルール設定も同様です。

詳細は「TotalViewリファレンスガイド」の TV::exec_handling および TV::fork_handling コマンドラインオプションと状態変数(state variable)ドキュメンテーションをご覧下さい。

新しいユーザーインターフェイス (UI)の改善

Display Preferences パネルまたは-newUIコマンドラインオプションを使用してアクティブ化されたTotalView の新しいユーザーインターフェイスには、アプリケーションのデバッグをさらに容易にするためのいくつかの拡張機能があります。新しいユーザーインターフェイスに関するフィードバック、追加機能のリクエストや不足機能のレポート、または問題点などがありましたら tv-beta@roguewave.com までお知らせ下さい。

  • Multiple Data Views
  • データビュー(Data View)は、プログラム内の変数を探索したりデータをデバッグしたりするために使用しされます。 複数の データビュー(Data View) 管理を便利にするために、データビュー(Data View)のツールバーにある「複製ビュー(duplicate view)」アイコンをクリックするだけで、複数のデータビュー(Data View)が作成できるようになりました。 新しいData Viewが作成され、元のData View内の選択されたアイテムが新しいビューとして複製されます。

tv2018-1-multipleviews.png

  • Data View Informational Drawer タブ
  • データビュー(Data View)で式(expression)やデータの詳細を調べるために、新しい[情報]タブのビューにDrawer が追加されています。 [情報]タブには、選択した項目の式(expression)、スコープ、スレッド、タイプ、アドレス、言語、その他の情報がデデータビュー(Data View)に表示されます。 Drawer のサイズは、グラブバーをクリックして上下に移動することで簡単に調整できます。 グラブバーのダブルクリックでグラブバーは開閉します。

tv2018-1-informationdrawer.png
 

  • バグフィックスと改善
  • 多数のバグ修正とマイナーな改善が行われました。

Linux PowerLE および Linux ARM64をサポートするTeam Plusライセンス 

TotalView 2018.1では、Linux PowerLE および Linux ARM64 プラットフォーム用のTeam Plusライセンスのサポートが追加されています。 これまでは、2つのプラットフォーム間でのみ共有することが可能で、サポートされている他のプラットフォームでは共有できませんでした。 2018.1 では、Team Plusスタイルのライセンスを使用し、Linux PowerLE、Linux ARM64、Linux x86-64の間でトークンを適切に共有できるようになりました。 その他のプラットフォームは、必要に応じてサポートされているTeam Plusリストに追加されます。

New/Classic ユーザーインターフェイス(UI)の選択

TotalViewの設定パネルに環境設定が追加されました。これにより、TotalViewの起動時に New かClassic か、どちらのユーザーインターフェイス(UI)を使用するか選択することができます。設定を変更するには、[ファイル]メニューの[設定]ダイアログを表示し、[表示]タブをクリックしてUIの設定を行います。 選択されたUIは、製品を再起動すると有効になります。

詳細は、TotalView の リリースノート をご覧下さい。

 

ローグウェーブが提供する Capability